都内の霊園で法事を勤めました。
出席者様はお一人で、亡きお母様の一周忌法要です。
法事をしない家も増えていると言われますが、このようにお一人でも行われる方もあります。
一人なんてどうなの?と思われるかもしれませんが、お一人であれば周りの方に気を使われることがない分、亡き方と向き合ういい機会になられると思います。
ところでコロナ禍によって個人の時代はいっそう加速しているのではないでしょうか。
世間では一人カラオケ、一人焼き肉など次々にお一人でのサービス形態が登場していますし…
それは法事も一緒かもしれません。
人が集まることはリスクがあるので、今回の法事は一人で済ませよう、というお考えの方が増えてもおかしくはありません。
一人法事はこれからもっと増えていくのではないでしょうか。
いずれにしましてもご供養という意味では出席者がたとえお一人でも追善のご回向はかないますので、どの程度の規模で法事をされるかは、施主様などのご判断になられると思います。
法事などでご家族やご親族が集まり、密になっても大丈夫という日が早く訪れることを願っております。