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今は核家族のお宅がほとんどですね。
同居していないとある意味気楽でいいと思うのですが、
反面、色々と心配になったり、
仏様ごとが受け継がれることなく死に別れになってしまうというケースも少なくないようです。
そんな思いはしたくないし、
子どもにもさせたくない!
そう気付かれた杉並区のkさんは、
ご両親を亡くされた後、
お葬式から法事、盆供養など、
毎回毎回、
ご身内を全員招待して、
しっかりと行われます。
法事ともなれば、小さいお子さんは欠席されるお宅も多いのですが、
必ず皆さん集まられます。
7回忌法要のとき、
いつも皆さんおそろいですね。
とご主人にお声をお掛けしたところ、
こんなことをおっしゃっていました。
「こういうことは子どもや孫に経験させておきたくてね。
でないと自分が逝ってしまったときに、粗末に扱われても困るからさ(^^;;
何ごとも経験だよね~」
仏さまごとは一生のうちに
そう何度もあるものではありませんが、
機会をつくらなければ、
みなさん分からないままですもんね。
そんなkさんは来年、古希だそうです。
「時が経つのが年々速くなっているよー(^^;;」
となげかれながらも、
皆さんで集まられたご法事のひとときを、
しみじみと味わっておられるお姿が印象的でした。