近年、ペットを家族の一員として生活される方が増えています。その分ペットを亡くした時の哀しみは大きく、ペットをきちんと弔いたいという方も増えているようです。

ペットの法事っておかしい?

仏式では人が亡くなった時にはお寺の住職にお経を拝んでいただきます。

でも、ペットは動物です。家族の一員として生活してきたとはいえ、ペットを人と同じように法事をするというのはおかしいことなのでしょうか。

 

結論から言いますと、おかしいことではありません。

ペットをご自分の子供のように可愛がり、心から愛しておられたご家族様がペットに対して人間と同じような供養を望まれることはごく自然なことであります。

 

それに仏さまの前において人間や動物に差があるはずもなく、すべての命は平等です。

これはペットを家族の一員として暮らしてこられた方ならよくお分かりいただけることと思います。

 

魂が天国にいけるように

法要の種類は、人が逝去した際にご遺族が順に行われる法要とまったく一緒です。

葬儀式に始まり、初七日法要~四十九日法要、一周忌、三回忌と続きます。

 

これはペットの霊位が安らかに成仏できるよう、

お坊さんを中心に読経供養を行う「追善供養」(ついぜんくよう)という仏教儀式です。

 

ペットの霊が無事に天国に行けるようにするには、正しい方法で、心をこめて追善供養を行うことが大切だと思います。

 

ですが、現状ではペットの仏事を受け付けてくださるところはまだまだ少数です。

ペット霊園などのお墓を所有していることが条件だったり、供養を受け付けてもらえても年に何度かの合同法要のみであったりします。

ですので思うようにご供養できない場合もあるかもしれません。

 

その場合、ご無理のない範囲で結構ですので供物をお供えし、日々の中で心を込めたお参りを心がけるようにしましょう。