曹洞宗のお参りの仕方

一、お仏壇の前で正座をして座ります。
 仏壇内のご本尊様やお位牌を仰ぎ見て一呼吸して気持ちを落ち着かせます。

 

一、ライターやマッチなどでロウソクに火を灯し、お線香を手に取ります。

 

お線香の本数に決まりはありませんが、通常は1本で大丈夫です。

(2本または3本立てる地域もあります)

 

ロウソクの火からお線香に火をつけます。

 

この時、ろうそくの炎は上部の方が温度が高いため、

お線香の先を炎の上部に当てるようにすると早くお線香に火がつきます。

 

もしお線香の先が燃えて炎が出てしまった場合、口の息で吹き消すのはマナー違反ですから、

落ち着いて、もう片方の手に線香を持ちかえて仰いで炎を消すようにします。

 

その後、お線香を両手で上に軽く押しいただいてから、

お線香立ての真ん中にまっすぐ立てます。 

 

 

一、次にリンを鳴らします。回数は通常「2回」です。

 

まず、リンを鳴らす棒「バイ」を人差し指、中指、親指の三指で軽く持ちます。

心を静めて、リンの側面を2回打ち鳴らします。

 

リンは打つ位置や力加減などによって奏でる音の響きが全く違います。

 

力いっぱいに打つ必要はありません。

手首のスナップを効かせるようにしてやさしく丁寧に打ちます。

 

そのリンの一番良い音を鳴らすように意識すると良いでしょう。

 

 

一、次に「バイ」を元の場所に置き、今一度、背筋を伸ばして正しい姿勢で座り、合掌をします。

 

合掌は左右の手のひらに隙間ができないよう、

胸の前できちんと合わせ、肘をかるく張ります。

そして合掌のまま一礼します。

 

 

一、合掌を解きます。

 

以上が曹洞宗の仏壇へ参る時の基本作法となります。

この一連の流れは何度も繰り返して行うことで自然と身について憶えていきます。

 

いずれも無心で行うといいと思います。

それとお参りの後は必ずろうそくの火を消すように注意しましょう。